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2008年 04月 17日

非ジャズの人がジャズ(2)

ボリュームの件についてもう少し書いてみる。
ジャズな人だと例えばTonnyWilliams(電化後)なんかはコンボジャズとしてはおよそ非常識な24インチのバスドラムでそれはもう激しく叩きまくっていたのだがこれはちょっと例外。

何がいいたいかというとジャズの生演奏の場ではドラムは音量が一番大きく出せる楽器であるということですよ。他の楽器がどう頑張ってもこれは到底及ばないので(えっへん)。

・・・ってことは、これは使い方を間違えると大変なことになるってことです。例えば曲の展開やアドリブの盛り上がりの中でプレイヤー同士が白熱してボリュームが上がっていくことはわりと自然なことなのでそれは全然亀変としても、音楽の山谷とは全然関係の無い部分で流れを無視して(敢えて意外性を狙った場合は別にして)爆音を出したりすればそりゃもう簡単に曲を壊せちゃうってことでもありやす。一方でその爆音をイザという場面で効果的に使うことが出来れば、ドラマーがそのバンドのサウンドをコントロールしたりリスナーや共演者を驚かせたりすることも出来るということでもあるということです。

余談ながらここでの爆音はあくまで爆音であって「雑音」とは違うのである。楽器を鳴らしきって抜けた良い音色で出す音と、ただ力任せに雑に叩くのは別物で(耳に入ってくる時に全然違う)、ジャズのアマチュアドラマーで爆音を出す人は殆どが雑音の部類だと思う。意外とリズムがそこそこ叩けている人(スゥイングしているかは別にして)に限って「うるさい!」と思われていることに気付かないで無神経にドコドコドカーン!みたいな傾向が強いと思うのは自分だけではないはず。はい、そこのアナタです。

ともかく、ドラマーにとってこんな便利な表現方法を使わない手は無く、ジャズ以外でも有効であるが、特にジャズでは効果的で、このことに気付けると演奏も一気にステップアップできるんじゃないかと思う。ただ、その為にはジャズにおけるドラムの役割と非ジャズでのドラムの役割の違いを理解することと意識改革が必要で、モノにするのはそう簡単なことでは無いのだが。
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by batterista | 2008-04-17 01:49 | Jazz Drumming


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