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2010年 04月 06日

スキマ

セッションでは他の人の後に座るので、いろいろと発見もある。
ハイハットの”スキマ”をどのくらい開けるかというのもそのひとつ。

因みにハイハットというのは、その昔はもっと低い位置でシンバルを鳴らす
「ローハット」と呼ばれていた時代があり、その後高くなってハイハットと
呼ばれるようになったそうだ。以上、薀蓄おしまい。

で、このハイハット、シンバルの上下のスキマは自分で調節ができるのだけど、
大きく空けるほど踏むタイミングや音量、音色などのコントロールが難しくなる。

にも関わらずジャズの場合は比較的大きく空ける(指で言えば3本分とか
4本分以上)人が多い気がする。

もちろん、演奏スタイルとかによって人それぞれ好みの問題なんだけども、
ようつべで昔の人の演奏を見たりしてもジャズの巨人達は概ね広い。
まあ昔とはシンバルやドラム自体のクオリティが今とは全然違う(シンバル
は今ほど鳴らないし、ハードウエアも華奢だし)ので、一律には比べられないが。

たまに入門者や初心者と思われる人が大きく空けているのはもう少し狭め
ればコントロールもしやすくなって音色も締まってよくなるのに、って思う。

自分の場合は平均して指1~2本分くらい、人と比べるとかなり狭い方だと思う。
曲ごとに微調整できる時間があるときは、
早い曲のときはより狭くしてキレよく、スローな曲では広めで、って感じかしら。

by batterista | 2010-04-06 02:01 | drums


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