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2007年 12月 10日

シンバルスタンドの美しい使い方とは?

今日は某所でリハ。

で、リハスタに入ったときのタイコの状態には驚かされることがよくある。

パーツの角度とか高さが自分的にありえない位置だったりするのは勿論だが、

一番困るのはそれを調節するためのネジ類が「異常に」固く締められていること。

いまどきのスタンドは実に良く出来ているのでバカ力で締める必要は無いのだ。


で、気になるのがシンバルスタンドのセッティングがあまりにも美しくないこと。

特にムーブタイプのスタンドの場合が顕著。

↓こんな風にシンバルを付ける部分が伸縮自由になっているヤツね。

シンバルスタンドの美しい使い方とは?_e0089055_0112974.jpg



よくあるのがムーブを使いたいがためにわざわざスタンド本体を遠くに置いて、

ムーブ部分をありえないくらいめいっぱい伸ばして使っているもの。

シンバルスタンドの美しい使い方とは?_e0089055_0101485.jpg


使いたい気持ちはわかるけどさ、見た目もカッコ悪いし、

シンバルの重さを考えたらどう考えても安定性が悪いし、

そもそもこんなことするからネジを固くしめなきゃならんでしょーが。


それと高さ調節のネジ部分の位置が均等でないもの。

シンバルスタンドの美しい使い方とは?_e0089055_0291967.jpg


せっかく2箇所で調節できるのに、実質1箇所でしか調節していない。

これも見た目カッコ悪い上にスタンドに負担が掛かる使い方。


結局、美しい使い方をするってことは楽器自体にも負担が少ないのですよ。

スタジオの楽器と一緒にするのはちょっと無理があるけど、

ハードウエアなんて普通の使い方してたら一生持つくらいのモノなんだよね。

上達するうえで楽器の仕組みとか扱い方を理解するのは重要だと思うし、

このあたりがちゃんと理解出来ている人は楽器の扱いも丁寧で音色も良いよね。

楽器を単なるストレス発散の道具だけに使って欲しくないものだ。

by batterista | 2007-12-10 00:52 | drums


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